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        <title>PJ News Headline</title>
        <description>PJ News Headline</description>
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        <dc:creator>Cereja Technology Co., LTD</dc:creator>
        <title>(追伸)橋下・大阪維新「船中八策」の骨格にツッコミを入れる。</title>
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        <description>【PJニュース 2012年2月22日】橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会が次期衆院選の公約として策定する「船中八策(維新八策)」骨格の全文が、漸く報じられた。
(「橋下維新 これが『維新八策』だ! 骨子全文」 産経新聞 2月21日(火)16時8分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120221-00000546-san-soci )
維新の地方議員や3月に設立する維新政治塾での議論も踏まえ、最終決定する模様だ。

さて読んで見ると、「骨格」だけあって、項目だけが踊っていて何やら情報整理術のKJ法の作業中といった感じだが、一言で総括すれば 「ナショナル・ミニマムを伴う自立社会の建設」という理念が感じ取れ、筆者は全体の方向性としては賛成の立場である。

大阪維新の会は、13日の全体会議での発表に合わせ、ペーパーを非公式扱いで流したため、当日報じられた内容は各紙ともバラつきがあった上に、「骨格」のそのまた要約というものだった。今回明らかになった「小骨」の部分について、その時に書いた拙文(「橋下・大阪維新『船中八策』の骨格に現時点でツッコミを入れる。」 http://www.pjnews.net/news/819/20120215_2 等)を補足する形で、各論についての不明点、懸念点及び異論等が在る項目のみにつき、以下にそれを記す。

◆リバースモーケージ(所有不動産を担保に年金のような融資を受ける仕組み)の制度化 ◆

通常この仕組みは、契約期限が来ると全額融資を返済しなくてはならないものだが、無期限とか年齢150才期限等を想定しているのか? 

◆新エネルギー、環境、医療、介護などの特定分野に補助金を入れて伸ばそうとするこれまでの成長戦略と一線を画する「既得権と闘う」成長戦略〜成長を阻害する要因を徹底して取り除く◆

ここでイメージされている成長戦略の実行手段は、規制緩和や地方分権であろう。
主軸に据えるのはそれでよいが、弊害は多い補助金、税制措置についてもサンセット方式で透明・時限的なものであれば選択肢として排除すべきではない。

また、有望だが民間だけでは参入に躊躇するものは、「新重商主義」の観点から民間と折半した国の直接投資(リスクもビジネスライクに完全に折半する)により国家プロジェクトとして進めるべきである。

◆労働市場の流動化、自由化→衰退産業から成長産業へ、外国人人材の活用◆

外国人人材の活用は、日本人の雇用と重なる分野に於いては、一方で競争を促進し付加価値を高めるというメリットがあるが、一方では日本人の雇用を食って失業者を増やすデメリットもあるので、精緻に設計する必要がある。

概ね、ハイレベル分野に外国人を入れるならばメリットの方が大きいであろうが、ミドルレベル分野に入れるとデメリットの方が大きいであろう。

また、日本人がやりたがらない、いわゆる3K分野に入れると「ゲットー」の出現等の別の問題が生まれる。

◆一生涯使い切り型人生モデル ◆

これを文字通り徹底すれば、相続は一切出来なくなり共産主義に近付くが、労働意欲減退、海外資産逃避を防ぐため、少なくとも一定財産の留保は必要だろう。 

◆脱原発依存、新しいエネルギー供給革命◆ 

「新しいエネルギー供給革命、脱原発依存」の順に、在るべき時系列に合わせ順番を入れ替えて表現すべきだろう。
代替エネルギーの現実的な目処が、脱原発の前提条件として必須である。

なお、原発政策については、福島原発事故の解明、責任者の追及・処罰、再発防止へ向けての体制一新が必要なのは言うまでもない。

◆自主独立の軍事力を持たない限り日米同盟を基軸◆

ある週刊誌が指摘していたが、内外から同盟破棄が最終目的のように捉えられてしまう。「自主独立の軍事力を持つ事と、日米同盟の深化を同時に進める」等のように表現を変えるべきだ。日本が覇権国家にならない限り、否なってもなお、安全保障上、大国と同盟をしない事は有り得ない。即ち、少なくとも安全保障の上では、予見し得る未来に於いて米国を取るか中国を取るかの二者択一である。

イラク戦争等を起こした米国は、決して正義の国ではない。しかし、外交・防衛とは相対的なものであり、大国との関係では、比較して国際的大義と国益に適う方、よりマシな方を同盟相手に選ばなければならない。

なお、外交には理念・原則がなくてはならない。それが無ければブレる。ブレれば必ず負ける。例えば、「国際的大義を伴う長期的国益の追求」のようなものを確たる外交の基本理念として掲げるべきである。

以上、引き続き「船中八策(維新八策)」の具体化・明確化と読者の「橋下ウォッチ」に役立てば幸いである。【了】

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    </item>
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        <dc:creator>Cereja Technology Co., LTD</dc:creator>
        <title>上田清司埼玉県知事は東京電力を罵るよりも不買運動を</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月21日】埼玉県の上田清司知事は福島第一原発事故を起こした東京電力を厳しい言葉で罵(ののし)って注目を集めている。しかし、本気で東京電力を問題と考えているならば罵るよりも不買運動という実効的な対策を採用すべきである。

上田知事は2月13日の記者会見で「これだけ満天下に迷惑をかけて誰ひとり警察のご厄介にもなっていない。自首するやつはいないのかと言いたい」と厳しく非難した。15日にも「人類史上最大に迷惑をかけた企業という自覚が欠けている」と非難する。これらの発言は市民の不満を代弁した声として喝采を浴びているが、具体的な問題解決には結びつかない。知事としてできることを行わずに東京電力を罵るだけでは脱原発のガス抜き、目くらましにしかならない。

上田知事にできる実効的な対策は不買運動である。上田知事が東京電力を警察の厄介になるような問題企業と考えているならば、東京電力からは電力を購入せず、1円も払わないことである。購入者がいなければ企業は成り立たない。

本来ならば脱原発を唱える消費者が率先して不買運動を進めるべきであるが、残念なことに現代の日本では一般消費者は電力会社を選択できない。しかし、自治体のような大口需要家は電力自由化によって電力会社を選択することができる。

実は埼玉県では2005年から電力を入札で調達しており、電力調達の先進自治体である。この点では上田知事が口だけではない。しかし、日本の電力自由化は発送電の分離が不完全なもので、送電網を掌握する地域独占会社が競争上有利な地位にあり、入札しても東京電力が落札するケースもある。東京電力を不当な企業と考えるならば一歩進んで契約しないことである。

電気料金の値上げもあり、自治体の入札による電力調達は広がっている。脱原発を掲げた保坂展人氏が区長に当選した世田谷区では2012年度から111施設を対象に競争入札を始める予定である。入札によって電気料金を2千万円程度節約できる見込みとする。現時点では入札による電力調達の目的はコスト削減となっているが、一歩進めてグリーン調達の考え方を踏まえれば脱原発の立場から原発推進企業から電力を購入しないという政策も成立する。【了】

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        <title>「推認主義」司法へ舵取りか -小沢裁判は日本社会の岐路となる-</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月21日】17日、東京地裁は、小沢一郎民主党元代表が約4億円の土地取引をめぐる政治資金規正法違反に問われた陸山会事件の公判で、小沢の関与を認めた元秘書の石川知裕衆議院議員らの供述調書の多くを証拠から排除する決定を下した。

このため、有罪とする直接的な証拠はほとんど無くなる事となり、検察官役の指定弁護士側は、間接事実の積み重ね等で有罪を立証する方針を表明した。

石川ら小沢の3人の元秘書は、昨年既に4億円の定期預金を担保とし小沢名義で銀行から同額を借入れする等の複雑な金の流れを報告書に記載しなかった事と、土地購入を翌年の報告書に記載した事等で政治資金報告書の虚偽記載により執行猶予付きの有罪判決を受けている。(何れも即時控訴)

この時、判決を下した東京地裁の登石郁朗裁判長は、虚偽記載の動機を水谷建設側からの闇献金を隠すためとしたが、闇献金授受を示す確かな証拠が無かったため、状況証拠からの「推認」を根拠とした。

なお、私見だが、もし小沢事務所に何らかの隠蔽の動機が無いとすれば、定期預金を担保とした小沢名義の銀行借り入れ等は、事務所資金の手元流動性を高めるため、定期預金利息が極端に低い昨今にも関わらず、従来の資金繰り処理の慣習を惰性で続けていたという以外には考え難いが、事実はどうだったのであろうか。

さて、4月下旬にも言い渡される見通しの小沢裁判の判決も、「推認」という言葉を使うかどうかは別として、有罪判決が下される場合には、犯罪事実の実質上の推認が判決理由の根拠となる。

法と証拠に基づき、「合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証」あるいは「合理的な疑いを超える証明」には必ずしも基づかないが、ある程度の蓋然性により事実が「推認」される場合に有罪判決を下すこの「推認主義」は、言うまでも無く冤罪を産む可能性を高めるデメリットがある。

しかし一方では、複雑化して行く社会の中で犯罪を見逃しにせず、再発防止効果を高めるメリットが生まれるだろう。

もし、小沢裁判で有罪判決が出たならば、「疑わしきは罰せず」という推定無罪の原則や証拠中心主義の日本の司法の原則を転換させ、「推認主義」に大きく舵を切る事となる。

そして、それが多くの国民の望む歴史の必然であるならば、過去の基準との不公平感を超え、当該被告達はこの大きな流れの中で捨石となるのを甘受する以外にあるまい。

小沢裁判の判決は、司法や政治を超え日本社会の未来の姿を決める歴史の岐路となる。(敬称略)【了】

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        <dc:creator>Cereja Technology Co., LTD</dc:creator>
        <title>「地震学者」の無責任な、地震予測感覚。</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月21日】日本は今や政治不信が蔓延している。政治家自身の地位とプライドは地に落ちている。その体たらくの政治家を、無策の官僚が支えているのだ。東日本大震災と原発事故という大試練を前にして、いざという時の対応が、その能力の低さを露呈している。予期せぬ出来事の前に、その対応政治力を放棄してるのと同じである。

その地震とか、原子力とかの根本を支えて来た日本の知力であり、学問的裏付けとなり、保証力にもなっていたはずの、日本の学者たちが、地震や原発に対しその結果に反省も恥じらいもなく、なおかつ現在また、バカな地震占いを、ぬけぬけと発表しはじめているのは、まさに呆れた話しである。つまり不安の中、いる国民に対して、あらぬ風評被害を覆いかぶせているのは許せない事だ。

首都圏直下型地震について、政府の地震調査研究推進本部は、震災前であるが、南関東で、30年以内に70%の確率で地震が発生すると予測していた。昨秋、東大地震研究所は、4年以内に、70%の確率で、地震が発生すると予測した。そして、今年、京都大学防災研究所が、5年以内に28%と発表したのである。そのデータの根拠はそれぞれ違うが、大学の地震研究所の学者が競って発表する事に何の意義があるのか。その結果を取り上げ、マスメディアが大々的に報じ話題にする。国民への警告と言いながら、その結果として、国民を、その土地や地域への影響を軽々しく考えている。大震災や、原発に侵されてる人々への追い討ちをかける無神経さは、行き当たりばったりの学者も政治家も同じ情けなさだ。

原発の安全性が、存在する裏付けとして、原子力工学学者が保証したはずだ。政府に、自治体に、東京電力に、その見返りを保証されて住民を説得して、原発は成り立った。しかるに津波災害で、電源を奪われ原発事故を引き起こした。保証した学者たちは、机上の論理を破られて反省もしていない。防潮堤、防波堤の高さを算出しながら、津波に浸食されたその計算能力をまた繰り返そうとしている。それは、いい加減な地震学者と同じ事ではないか。

地震災害を研究してあらゆるデータを結集して公表する事は、やぶさかではないのは当然だが、もっとデータの取り方を、地震のマグニチュードの強さ、地形断層、被害者、歴史的地震の結果だけでなく、もっと人間的、宇宙的データを加えたらと思うのだ。人間的とは、過去の人の経験をデータにするべきだ。地震の後に来た津波に逆らって一人船を海に乗り出して漁師が助かった話しを聞いた。他の漁船は、全て街をビルを人を破壊する凶器になったのはご覧の通りだ。地震や、津波の来る前の、自然界の動植物の動きや、風や波の変化に気がついていたらと、そんな自然への「人間のカン」のデータは、もっと取り入れるべきだ。ナマズが騒ぐのをバカにしてはならない。人間より遥かに優れた周波数を感じる動物はいるのだ。それと、人工衛星の宇宙時代だ。宇宙からの地球観察の、海溝の動き、海の、風の流れをもっと密に、天気予報程度でない深いデータを衛星から取り入れるべきだろう。

人間は自然に勝てるわけはない。しかし自然から学ぶ事は多い。天災は忘れた頃にやって来ると言った学者がいるが、だからまさに、いい加減な予測なんてその通りになるわけがないのである。ほんとうに、自然は、尊大であり無慈悲であり恐れ多いのだ。簡単に一学者が軽率に予測するのは、自然と人間に対して冒涜行為だと知るべきだろう。【了】

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        <title>橋下・大阪維新「船中八策」の骨格に現時点でツッコミを入れる。</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年1月20日】橋下徹大阪市長が代表として率いる大阪維新の会がこのほど、衆院選向けの公約集「船中八策」の骨格をまとめた。13日の全体会議後も大阪維新の会はペーパーを出しておらず各紙の報じる内容にバラつきがあるが、八つの柱で方針を掲げているようだ。維新の地方議員や3月に設立する維新政治塾での議論も踏まえ、最終決定する模様だ。

筆者のスタンスは、「地域の主体性」と「既得権の破壊」を掲げる一連の橋下氏の言動及び、この「船中八策」に基本的な方向としては賛成の立場である。その上で、取り急ぎ現時点で出ている各論についての不明点、懸念点及び異論等のみを大小取り混ぜて下記に示す。(朝日新聞が13日付のネット版記事で報じた「骨格」を基にした)

●統治機構の変革:◆地方の事情に合った大都市制度の創設◆地方分権の推進◆地方交付税廃止

道州制は、基礎的自治体-道州-国の現状の都道府県制と同様に3階建てであり、道州が強すぎれば、屋上屋を重ね地方分権に逆行するため、基礎的自治体にこそ国が担うべき事項以外の権限と財源を大きく降ろし、道州は域内の調整機能を主な役割とすべきである。

また、「地方共有税制度」創設による自治体間の財源調整は、基礎的な調整(継続的な下駄)と制度開始後20年程度で逓減消滅させる調整(時限的な下駄)の2勘定に分け、ナショナル・ミニマムと自助努力を両立させるべきだろう。

●行財政改革:◆基礎的財政収支の黒字化◆国会議員の定数・歳費削減◆人件費3割カット

国会議員の定数削減・歳費削減は総じて、国会及び政府の機能強化に繋がる工夫と共に行うべきである。それ無くして、ただ頭数と金を減らすだけでは、官僚の恣意的な裁量範囲を今以上に強めてしまう事に終わる。

また人件費3割カットは、地方自治体にも及ぶように地方と国の財源分けを設定すべきである。

●公務員制度改革:◆職員基本条例案の法制化

公務員の身分保障は基本的に民間と同レベルとすべきだが、一方労働3権のうちスト権については、公共サービスが独占形態でストにより機能麻痺する事を鑑みれば与えるべきではなく、両者はバランスを取るのが望ましい。

●教育改革:◆教育委員会の設置を選択制に◆学習塾バウチャー制度の導入
-

●社会保障制度改革:◆年金を掛け捨て制と積み立て制の併用◆高齢者と現役世代の格差是正◆政府が国民に現金を給付するベーシックインカム制度の設計

掛け捨て制と積み立て制は、現行の賦課方式年金を間に挟んで、理念的にもベクトルが真逆であり、たとえ過渡的形態としてもどう併用させるのか不明である。

●経済・税制:◆自由貿易圏の拡大◆法人税率と所得税率を引き下げ、資産課税と消費税を増税

TPPについては、トータルな国益上、以下の2点について相当な譲歩が担保されない限り、参加すべきではない。

◇貿易自由化・関税撤廃はあるべき方向だが、基礎的食糧に関しては有事の安全保障上、国際法で「食糧自給権」を確立し総カロリーベースで自由化制限すべきである事。
◇また、いわゆる「関税外障壁」に関しては、その国の文化や社会構造に直結するものもあり、いきなり全てを国際機関に提訴決着させる方法は乱暴すぎる事。

なお、米国内も相手国から可能な限り利益を吸い取ろうとする経済界と中国を牽制したい国務・国防総省では思惑が異なり、後者に働き掛ける事により譲歩は引き出せるはずである。

また、資産課税増税は、それが甚だしいものなら共産主義に近づき、経済活動への意欲を阻害するので自ずと限度があろう。また、預金に比べ現金残高の補足は技術的に難しく本物の「箪笥預金」が増えるかもしれない。

消費税増税は、橋下氏のTwitter等によると一方で所得税の「消費額控除参入」で消費を促進する模様だが、ブレーキを踏みながらアクセルを吹かす事になるまいか。なお「消費額控除参入」は、スーパーのレシートを一年分集めて確定申告せねばならず、これも技術的には難しい。

●外交・防衛:◆日米同盟を基軸に、豪州も含めた3国同盟を強化◆日本全体で沖縄の基地負担の軽減を図る◆領土を自力で守る防衛力のあり方を検討

「3国同盟」の意図は、中国の拡張主義に対する備えに他ならない。この趣旨を一歩進めてインドやロシア、韓国とも同盟乃至はそれに準ずる協定を結ぶべきである。

●憲法:◆首相公選制の導入◆参議院を廃止。代わりに主張が議員を兼務できる、国と地方の協議の場の議院を設ける◆以上を実現するため、憲法改正に必要な衆参の賛同を3分の2から2分の1に

イスラエルに於ける首相公選制の導入は、中選挙区選出の議会で安定与党を構成出来ず政府が立ち往生し失敗に終わり廃止となった。この事からの教訓は、「意思決定の明確化・迅速化のための首相公選制導入は小選挙区制の徹底、比例区の撤廃と合わせ技で行うべし」である。

「国と地方の協議の場の議院」は首長兼務の国会議員によって構成される模様だが、これでは国と地方の対立構造が強すぎる。強すぎる対立構造は、特に有事の時に危険である。当該議院と衆院の権限バランスにもよるが、何らかの形で首長以外の者も入れて対立構造を薄めるべきである。

以上、今後の「船中八策」の具体化・明確化と読者の「橋下ウォッチ」の参考になれば幸いである。【了】

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        <title>名古屋城の木造復元案について</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月20日】河村たかし市長が掲げる名古屋城の木造復元案について議論する「名古屋城の将来を語る市民大討論会」が2月19日に名古屋市公館で開催されました。現在の天守閣は1959年に再建されたコンクリート製です。第二次世界大戦で名古屋は焼け野原になり、名古屋城も焼かれてしまいました。確かに残念です。

ただ、木造の復元には400億円がかかるといわれます。おそらくその維持にも相当なお金がかかると考えられます。ヒノキなどの材料も高くなっていますし、何と言っても復元する職人も少なくなっています。耐震構造もクリアする必要があります。さらに費用は増すことも想定しなくてはなりません。しかも日本の経済は右肩下がりの一方で、名古屋市も大きな累積市債を抱えます。

さまざまな市民の生活を守る予算を削る算段をしているときに、大きな予算を使う事業には慎重にならなければなりません。しかも、1〜2年でできるものではありませんから、長期的な展望も必要です。確かに名古屋城の木造の復元は魅力がありますが、果たして今の時代に優先順位が高いものかどうか。

私は今の財政状態を考えるなら、まずは現在の名古屋城を活かしながら日本文化の発信拠点を作ることから始めるべきだと考えています。「名古屋版おかげ横丁案」が市議会で話題になったことがありますが、ネーミングは伊勢のパクリではちょっといただけません。私は、日本武将村と名付けて、日本文化の中心となるべきだと思います。日本の観光地で、日本の伝統芸能や文化を常時体験できる場所は少ないのです。名古屋城の一帯をそうした日本文化の体験の場として、日本の精神文化の「首都」としてはどうかと思います。
 
まさに中京都構想は、こうした日本精神文化首都といった発想を核とすべきだと考えています。失われつつある日本人の誇りとアイデンティティーを名古屋から再生し、そして世界へと発信する。そうした名古屋城にまずはすべきです。それには400億円もいりません。50億円くらいでもかなりのものができると思っています。そしてその精神文化面での効果は絶大ですし、経済効果も相当に見込めます。名古屋城木造復元は、その構想が成功した後に考えるべきものです。バブル経済の時代とは違います。使えるお金を有効に、そして戦略的に構想すべきです。【了】

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        <title>ロウバイが見ごろ=広島・廿日市</title>
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        <description>【PJニュース 2012年2月20日】広島県廿日市市の山間部ではロウバイの花が見ごろを迎えている。ロウバイは1〜2月頃の寒い時期につぼみが膨らみ、黄色い花が咲く。冬に咲く代表的な花と言えば梅であるが、“蝋細工でのようで、駐梅の花”と表現されるほど、その黄金色の姿で人気が高く、庭に植えている人も多い。また、春前に咲く花であることから、春の訪れを知らせてくれる花としても有名である。
ロウバイの花の写真撮影では、逆光の中で撮影すれば花弁が透けて、影で撮影すれば黄色の鮮やかさが撮れて自然が好きな人には、観察から撮影まで楽しめる。

廿日市市の山間部のロウバイは、断続的に雪が降り気温は、連日氷点下となっていることから、開花が遅く、2月中旬より開花が目立ち始めたため、いくつかつぼみが目立つ。
暖かい地域でのロウバイの花は2月いっぱい、寒い地域でのロウバイの花は3月初旬まで観賞を楽しめる。

&lt;b&gt;自然は破壊されるものではない&lt;/b&gt;
昨今の環境破壊は、人の手によって行われたものである。連日の真夏日、時期はずれの台風などの異常気象は環境破壊によってもたされたものと言える。人は獣でもなければ神でもない。しかし、賢くなりすぎたわれわれ人間はまるで獣であるかのように、自然を支配し破壊してきた。また人であることを忘れてしまった人間は、身近な自然を蔑(ないがし)ろにしてしまい、大きな災害が訪れた際には太刀打ちできなかった。

進歩しすぎた我々人間は、自然と共生しているという事をもう一度、思い出す必要がある。そして自然を破壊せず、共生していることを忘れず、自然を守ることを考え、また自然の怖さを知り、花の観察など自然を楽しめることも知るべきではないだろうか。【了】

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        <title>道内初開催、「札幌モーターショー2012」開幕=札幌</title>
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        <description>【PJニュース 2012年1月18日】道内で初開催となる「札幌モーターショー」が2月17日、札幌ドーム(札幌市豊平区)で開幕した。19(日)まで。初日の17日は平日にもかかわらず、大勢の観客が訪れた。近未来のコンセプトカーのほか、EV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッド車)、燃料電池車、低燃費ガソリン車などのエコカーが展示されるほか、長距離走行の多い北海道に適したクリーンディーゼル車の出展もあった。

国内外大手メーカーの出展のほか、「北海道自動車産業ゾーン」では 地元の企業や大学の出展や、エコカーコンテストなどがあった。このイベントが北海道の自動車産業の発展に寄与するとともに、来年以降も毎年開催されることを期待する。【了】

■関連情報
&lt;a href=&quot;http://sapporomotorshow.jp/index.shtml&quot;&gt;「札幌モーターショー2012」公式ページ http://sapporomotorshow.jp/index.shtml&lt;/a&gt;

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        <title>名古屋市で産学官連携のための自治体職員交流会</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年1月18日】「産官学連携による地域経済活性化を考えよう」をテーマに広域インフォーマルネット産業分野分科会が2月17日、名古屋市のウィンク愛知で開かれ、50人が参加した。

中部電力の社長・会長や中部経済連合会会長などを歴任した川口氏は、道州制を含めた地域分権型社会の形成を提案。大学との連携について、「もっと迫力のある展開ができないものか」と主張した。中部地域はものづくりの地域であり、製造業を中心とした中部地域の発展についての構想も述べた。

産学官連携への期待は長く叫ばれてきまたが、うまく展開できずにある状態だ。大学が本格的にコーディネートの役割を果たすなど、新たな展開が求められている。その新たな展開のためのヒントを得ることができる交流会となった。【了】

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        <title>芥川賞狂騒曲</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月13日】芥川賞をいまだに一出版社の新人賞に過ぎない、と斜に構えた言い方で評する向きがある。ある意味正しい捉え方だ。だが、ここに至る経緯を踏まえれば、書籍出版界の一大イベントとしてすっかり定着した社会事象のひとつであると素直に受け止め、その賑わいを楽しむのが穏当だろう。

今回はまた、受賞者のひとりが受賞会見で大いに個性を発揮してくれたことで一段と話題が高まり、加えてもう一方の受賞作が超のつく難解さで対極に置かれるということもあって誠に面白い様相を呈している。このたびは2作品ともいち早く単行本が書店に並んで、多くの好事家がすでに手にしているようだが(記者は立ち読みした、失敬!)、先週末10日に受賞の2作を全文掲載した「文藝春秋3月号」が発売日を迎え、各書店とも大見出しで並べて、あらためての賑々(にぎにぎ)しさとなっている。

低迷する出版界が、それでいくらかでも元気になってくれるのであれば誠に慶ばしいかぎり。今回で選考委員を辞した都知事をからかった受賞者の作品はあっという間に20万部を売って「2000万円、荒稼ぎ」などとネットでもてはやされている。いい話を聞くことの少ない出版界にとっては景気がよくて何よりである。 

さて、その受賞作。まずは今回、そのコメントで思わぬ格好で話題をさらった田中慎弥の「共喰い」は、文章、構成とも堅固で緩みなく小説としての体裁よく整った作品である。しかし、父親の影響を嫌悪しつつもそれに支配され、親子して同じ女性と関係を持つという内容は古色蒼然たる自然主義系譜の伝統的手触りで、主題としての新しさは皆無。

手だれた筆致で重厚な雰囲気をいささかも破綻させることなく語りすすめる力量はそれなりに評価されてしかるべきだが、作品自体は既視感横溢で既成のものを打ち破るような斬新さや新鮮味はまるでない。

個人的にはこれが高評価で、受賞作のなかった前回候補となった水原涼の「甘露」が審査の場で最低点というのはなんとも解せない印象である。読後の心地よさまるでなく、次回作への期待感もそれほど大きくは膨らまない。これまでの潮流に新たな書き手が追加されたこと以上のものは特にない、と書くとちょっと言い過ぎかな。 

もうひとつの円城塔「道化師の蝶」は、典型的なメタフィクション。『四十日と四十夜のメルヘン』(新潮社)や『私のいない高校』(講談社)等で知られる青木淳悟とツイントップで新しい地平を切り開きつつある新進の受賞作は、端正で品位を漂わせる文章によって人称や時空を定位させることなく独特な風合いの観念世界を書き綴っている。

言語習得や刺繍をめぐって提示されるイメージが鮮明で、それがためそれを何がしかの比喩として理解し、どうしてもその意味を探りたくなってしまうが、そこが落とし穴。差し出されるものをひとつひとつ丹念に受け止め、言葉によって構築される言語世界をそのまま凝視すればよいのだが、それは一種の作法とも称すべき読み方だから、それを解さないとおそらくは意味不明。大雑把な括り方になってしまうが、ネタバレを避けて紹介するならそういう言い方をせざるしかない小説である。

現代詩にしても短歌や俳句にしても正しく理解するには幾許かの事前の「お勉強」が必要で、多くもそうした「しきたり」を承知してとりわけ韻文については難解さを忌避することはないのだが、小説については持てる感性で享受出来ないものには、あれこれ注文を付けたがる、そうした風当たりを真っ向から承(う)けなければならない作品とも言っておこうか。

単行本の売り元である講談社はあえてその難解さを逆手にとって宣伝材料にしているが、読者を多く求めようとするなら売り方は再考するべきだろう。それにしても同じ作者の前回候補作「これはペンです」を理解不能と斥(しりぞ)けた選考委員たちが、委員の入れ替えはあったにせよ、本作に賞を与えたことは慧眼と評したいところだが、主催社の営業方針なのかな、と思えなくもない。 

ところで受賞作掲載号恒例の各選考委員の選評は、特に円城塔作品への言及に各氏の個性がよく顕われていて、個人的にはそれらの方が2作品よりも面白かった(再度、失敬!)。とりわけ高樹のぶ子氏がWikipediaを開いて理解の一助にしたという言には大笑い。また、当初から予定されていたとのことだが今回で選考委員を退く、今回重要な脇役となった都知事の芥川賞選考委員会決別の辞は誠に秀逸。自己の価値観への揺るぎない自信に溢れ、相容れないものになんの顧慮が必要かと切り捨て御免の覇気さえ感じさせて、頑固オヤジはかくあるべし、と賞賛したくなる痛快感に満ちている。

残念ながら氏の諸作品には一つとして特別な思い入れが全くないのだが、頑迷さもここまでくれば尊敬に値するなとため息が出たことだった。 以上、受賞作、選評とも諸氏の一読を乞う。【了】

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    </item>
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        <title>「歴史の1ページだったと気がつくのでは?」=原発都民条例のための署名運動一区切り</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース2012年2月13日】9日、東大赤門前(東京・文京)に原発都民投票のための署名運動の受任者が5人ほどで署名を募っていた。署名運動は約2カ月かかったが、2月9日で一区切りした。福島第一原発の事故を受けてこのまま原発を稼働して良いのかどうかを、国民投票すべきではないかと、ジャーナリストの今井一(はじめ)氏らが考えたことから始まっている。

今の日本には憲法改正以外で、国民投票はできない。そこで、地方自治法にある条例制定のための直接投票と言う手段を選んだのだ。これは、自治体人員の50分の1の署名で、例えば、大阪府ならば約4万2000人、東京都なら約22万人の署名があれば、知事は条例を制定するための議会を20日以内に開かなくてはならない制度だ。大阪はすでに6万2000人以上を獲得した。東京も23万人は超えそうだが、約1割出るかもしれない無効票も考えて、25万人以上を目指している。

9日に締めて、その後、2月20日に署名簿を選挙管理委員会に提出する。選挙管理委員会は、署名簿を選挙人名簿と照合して審査。約一月後に都民投票条例の制定を都知事に請求する。議会が可決か修正可決すれば条例を公布し、都民投票となる。八王子、府中は3月14日に締め切るので、4月末ぐらいに条例原案を提出する。このまま行くと、6月からの議会で審議と言うことになるようだ。その間にも、都会議員へのロビー活動は続けてゆく。

赤門前で署名活動をしていた請求代表人の古田眞人(まひと)氏メンバーの話を聞いた。

「こういう活動は、特定のイデオロギーや、政党色があるのではないかと、署名する人は気にしてしまうのですが、そのあたりはどうなんでしょうか」
「良く聞かれるのですが、もともと、政党色があるわけではなく、私自身も、メンバーも、東電の事故を受けて、原発可動の是非に、自分たちの意志を直接反映したいと思っているだけの人間です」

話している間にも、何人かが署名してゆく。署名簿を首からさげた、スリムな女性がいた。目黒で小さなアンティーク店を営む、丸子安子(やすこ)さんだ。

「ずっと、署名活動に参加してきましたが、最後の4日間は、店を休んで署名を募っています。子供達の健康と、将来が心配な一人の母親として、参加しています。大げさではなく、振り返ったときに、あの日が歴史の1ページだったと気がつくのではないかと思います。今日は、最終日なので、午後から上野、それから、渋谷駅ハチ公前で、今夜はオールになりますね」

丸子さんがさりげなくほほえんだ。【了】

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        <title>【読書会 小田実を読む】第36回は『冷え物』(河出書房新社)=2月18日に芦屋・山村サロンで</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月9日】2007年7月、反戦と反核をテーマに国際的な市民運動に取り組んだ作家の小田実さんが胃がんで死去した。小田さんは行動する作家として知られていた。世界各国を取材し、多くの作品を残した。小田さんは生前、自作の小説について多くの人と語り合いたいという夢を持っていた。

2009年3月から、小田さんとともに市民運動を行ってきた市民らが、小田さんの遺志を受け継ぎ、「小田実を読む」と題する読書会をはじめ、昨年4月から第三期に入った。第36回(第三期11回)読書会が2月18日、兵庫県芦屋市の山村サロンで開催される。この日の題材は、『冷え物』(河出書房新社)。レポーターは、北野辰一さん(藝術交響空間・北辰旅団主宰)。

呼びかけ人で今回のレポーターの北野辰一さんは、「『冷え物』は、差別について、書かれた作品です。80年代に起こった筒井康隆の「言葉狩り」、続いて「ちびくろサンボ」などの差別表現による絶版問題を思い出します。『差別』が、どこまでいっても『読み』の問題であることを意識し、この問題を、読書会で一度は取り組みたいと考えていました。当日は、小田さんの人生の同行者である玄順恵さんからも『冷え物』の成立事情などのお話を伺いたいと思っています」と話している。

■関連情報
&lt;b&gt;「読書会」小田実を読む
『冷え物』河出書房新社&lt;/b&gt;

日時:2月18日(土)14:00〜17:00
会場:芦屋・山村サロン(芦屋ラポルテ本館3階)
0797-38-2585

レポーター 北野辰一(藝術交響空間・北辰旅団主宰)
参加費 1000円

世話人:北野辰一、山村雅治、北川靖一郎、川島智子、玄 順恵

&lt;b&gt;「小田実を読む」第三期 年間予定表&lt;/b&gt;
2012年第37回3月17日(土)「D」中央公論社 山村雅治

■関連情報
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        <title>浅草歴史・文学散策(5)= 江戸歌舞伎のゆかりの地</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月9日】浅草寺の五重塔は、942年の創建から、何度も火災で延焼してきた。第二次大戦のさなか1945(昭和20)年の東京大空襲でも、戦災で焼失している。1973(昭和48)年に、現在の塔が浅草寺本堂の西南に再建された。最上階の五層にはスリランカ伝来の仏舎利が納められているという。

五重塔を取り囲むように、歴史的な興味深い史跡が数多くある。商売繁昌を祈願する人が多い、「銭塚地蔵尊」は紅い幟(のぼり)が目立つ。四角い石塔の下には「寛永通宝」が埋められているといわれている。

 浅草は、江戸歌舞伎のゆかりの地である。本堂の裏手に、厳つい姿で迫力がある像は、名優の「九代目市川團十郎」である。1919(大正8)年に造立されたが、戦時の金属供出で取り壊された。現在の像は、1986(昭和61)年に、12代目市川團十郎の襲名のときに再建されたもの。

隣り合うのが「針供養塔」である。
現代の婦女子は、あまり針で裁縫をしない。それでも毎年2月8日には、「針供養」が営まれ、大勢の人出がある。折れた(使用済み)針を豆腐に刺して感謝する行事である。なぜ、豆腐なのか。諸説あるようだが、酷使した針を柔らかく包み込み、供養する意味合いらしい。地域によっては、餅、コンニャクなどもあるようだ。

浅草出身の小説家・劇作家である「川口松太郎」の碑がある。昭和60年に建立された。『生きるということは むずかしき、夜寒かな』と刻む。まさにその通り、と句に共鳴する人は多いのではなかろうか。

おなじく浅草出身の「久保田万太郎」の句碑には、『竹馬や いろはにほへと ちりくに』 と刻む。昭和40年に建立。一読では解りやすいような、深読みすれば解りにくい名句だ。
 
明治から戦後に活躍した歌舞伎役者である「市川猿翁」(いちかわえんおう)の句碑には、『翁の文宇まだ身ににそはず 衣がえ』と彫られている。昭和42年に建立。 孫団子に三代目猿之介を譲り、みずから猿翁を襲名している。

俳誌「ホトトギス」の俳人だった、「中村吉衣文」の句碑がある。故虚子に教えをこいた。『女房も同じ氏子除夜詣』と詠む。昭和28年に建立した。

「花塚碑 」は「濁流(にごりりゅう)」の花道の師である、笠翁斎乱鳥の死を悲しんだ弟子たちによって建てられた花塚である。1804(文化元)年に門人たちが建立した。昭和31年に観音堂の裏手より移転してきた。

「粧太夫歌」(よそおいだゆう)の碑は、文化13年に建立されたもの。粧太夫は吉原の遊女で、半松楼に仕え、書を中井薫堂に学んだ。『ほのぼのと明石の浦の朝霧に島かれゆく船をしぞ思ふ』。この碑文は柿本人麻呂の歌を万葉仮名で記したものである。

「初代花柳寿輔略」の碑には、『雷は田町をよけて鳴りわたる』の句を刻む。昭和44年 に建立した。
1839(天保10)年に振袖師の第一歩を踏みだす。29才にして花柳壽助(後に、輔)を名乗った。その後、振付の第一人者として半世紀。その作品は1500種を超え、「戻橋」「舟辯慶」などは不滅の傑作と讃られているという。

ユニークなのは、「こち亀」の碑である。 葛飾区・亀有出身の秋本治氏原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載1000回を記念して建立された。碑文にはテーマの一つ「友情はいつも宝物」の文字が記載されている。平成16年に建立。

これら大半の文学碑が、浅草神社の境内の一か所にまとめられている。一つひとつを丹念に観ると、それぞれに味わい深いものがある。【つづく】

■関連情報
記者HP:&lt;a href=&quot;http://www.hodaka-kenich.com/&quot;&gt;穂高健一ワールド&lt;/a&gt;

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        <title>浅草歴史・文学散策(4)=浅草寺¬・新奥山</title>
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        <description>【PJニュース 2012年2月9日】江戸時代の中期から、浅草寺・境内の西がわ一帯は「奥山」と呼ばれていた。見世物小屋や茶店などが数多くならび、大道芸などが演じられる、庶民の娯楽の場だった。昭和初期まで続いてきた。TV文化が発達する以前まで、浅草・奥山や六区は大衆娯楽のメッカだったともいえる。

五重塔の近くには、童謡「鳩ぽっぼの歌碑」がある。作詞家の「東くめ」が同寺で、子供の視点から作詞し、瀧廉太郎が作曲したもの。日本初の口語体の童謡だといわれている。不思議に、本ものの鳩が多く集まって遊んでいる。

西参道へと抜ける道筋には、昔懐かしい縁日風の露店がつづく。振り返れば、真後ろには東京スカイツリーが巨大な姿できつ立している。

『新奥山』には20数個の塚・碑がある。最初に目に入ったのは、瓜生岩子(うりゅういわこじょし)女子の碑である。

台東区教育委員の案内板によると、「明治元年(1868)会津戦争で孤児となった幼童の教育に尽力したほか、(中略)、明治22年(1889)貧民孤児救済のため福島救済所を設立するなど、社会事業の推進に努めた」と記されている。13年の大河ドラマは、会津戦争が背景になるだけに、注目される人物像になるかもしれない。

捕り物小説の生みの親ともいわれる、岡本綺堂(おかもと きどう)を記念した、自筆の文字「半七塚」がある。高さ1mほどの自然石である。『半七捕物帳』 (はんしちとりものちょう)は60篇以上の作品。実在する人物に思えるほど、リアルな描き方がされている。時代小説ファンだという夫婦連れが訪れていた。

土が小高く盛られているのが、戸田茂睡(1629-1706 江戸中期の国学者,歌人)の墓所・記念碑だった。

新奥山の一角には戦前戦後に活躍した、喜劇人たちの碑がある。

隣り合うのが、映画弁士塚である。徳川無声など無声映画(音声がなく映像だけ)時代の、名弁士を記念するもの。刻まれた名前は100人を超えている。碑銘は鳩山一郎である。
最近でも無声映画は上映されている。映像だけで音までも表現できる、と語るファンもいる。他方で、若手弁士も活躍している。【つづく】

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        <dc:creator>Cereja Technology Co., LTD</dc:creator>
        <title>「行き倒れ」はどう扱われるのか、ホームレスの場合</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月6日】去る1月30日正午前、橋本市内の紀ノ川沿い道路において転倒した男性が発見された。通報により救急車、パトカー等が出動したが男性(67歳)は救急車内で意識を取り戻し元気になった。警察は「事件性なし」との事で引き上げた。消防署(救急車)は「意識状態が清明であり、小さな擦過傷は有るが本人の意向も有り病院への搬送をやめた」との事であった。

この後は市役所の福祉課「保護係」の出番である。男性は市役所の車(軽4ワゴン)に職員2名と共に乗車した。男性は「大阪、西成区のあいりん地区へ帰りたい」との事、この様な場合、保護係は500円の範囲内で電車等に乗せる処置を取る。だが、橋本からでは交通料金が不足。3人を乗せた車は大阪を目指して走らねばならない。橋本市の福祉課長によると「法外援助であり条例も無く、今までの運用例に乗っ取った処置である」と説明した。

男性は20数年前までは豊中市に在住していた様だが、現在は籍がない。あてのある大阪市と豊中市は「発見した橋本市で対応していただきたい」とそっけない。橋本市にはこうした場合の受け容れ施設はない。厚生労働省や和歌山県は「市町村の対応に任せている」とした。

男性は1月30日の未明、ダンボールの「家」があまりに寒いので、とにかく歩こうと思いたった。8時間以上かけて橋本市まで約50キロ歩いて倒れたのだ。大阪・西成までたどり着いた男性は、近くにある「厚生相談所」の紹介で、あいりん地区の「シェルター」で1泊する事になった。その後は行方知らず。

大阪市環境局斎場霊園によると、2010年9月から11年8月までの1年間で1737名の方が引き取り手なく、無縁堂に送られた。その人数は増加傾向である。人命に重さの違いはないし「自業自得」などと済ませられる問題ではない。【了】

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        <dc:creator>Cereja Technology Co., LTD</dc:creator>
        <title>映画「はやぶさ」3題が等しく語りかけるもの</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月9日】2010年6月13日の小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還から1年半、未曾有の大震災と原発事故ですっかりその興奮は色あせてしまったが、日本が世界に誇るべき一大宇宙事業をめぐる映画が相次いで公開される。すでに昨秋公開され、3月7日にはDVD発売される先行の1本を含めた劇場公開用の3作品は、それぞれ製作会社の持ち味を色濃く反映した仕上がりで異なり、興味深い。

先頭打者となった堤幸彦監督、竹内結子主演の『はやぶさ/HAYABUSA』(20世紀FOX配給)は広報担当職員の視点を通して子ども向けの解説絵本に仮託して進行する仕立てで、ハリウッド資本に相応しい万人向け、子ども連れに最適の作品だった。

それに対して今週末11日公開の『はやぶさ 遥かなる帰還』(渡辺謙主演、瀧本智行監督 東映配給)は硬質な人間ドラマの味わいで、おそらく事業の実際に最も近い形の一本である。先頃スイスで開催されたダボス会議で日本人として首相より注目される演説を行った渡辺謙が作品そのもののプロジェクトマネージャーを務めていることでも話題の同作品は、江口洋介、吉岡秀隆、石橋蓮司、藤竜也、山崎力、夏川結衣と役者揃えも重厚で、いかにも質実剛健な東映らしい本寸法の日本映画である。音楽に今をときめくピアニスト辻井伸行を起用しているあたりも心憎く、見応え感十分。エンディングのピアノソロは心に沁みる。

しんがりを担うこととなる3月10日公開予定の松竹配給『おかえり はやぶさ』(藤原竜也、杏主演、本木克英監督)は唯一の3D仕様。飛び出す画面にシンセサイザーで世界に名を馳せた冨田勲の音楽を重ねながら宇宙の壮大感をたっぷり前面に押し出しつつも、先行プロジェクトの失敗を背負い続ける元研究員(三浦友和)の内奥や職員の家族(前田旺志郎、森口瑤子、田中直樹)の臓器移植をめぐる顛末等をからめた松竹ならでは人間臭横溢の人情ドラマの装いとなっている。 

言うまでもなく、3作品ともクライマックスは探査機「はやぶさ」の地球帰還シーン。7年にわたる事業の内実や成果、オーストラリアのウーメラへの落下等、すでに様々な形で人口に膾炙した「はやぶさ」プロジェクトではあるが、いずれの作品とも、カプセルが帰還するというそのこと自体が実に感動的な場面となっていて、映画そのものはフィクションであると了解しつつも「事実は小説より奇なり」という名高いイギリスの詩人の一節を想起し胸を震わされる。

事業を担った宇宙航空研究開発機構(JAXA)が等しく全面協力したこともあってなのだろう、文科省も映画を後押しするべく盛んに広報してポスターまで作成し、全国の教育機関に配布している。予算獲得のための政策色濃厚だが、この際、皮肉めいたことは言うまい。

1月23日に丸の内ピカデリー行われた『おかえり はやぶさ』の完成披露試写会の場で、事業の広報を担当したJAXA名誉教授的川泰宣博士は、3.11の大震災を経験したことで「はやぶさ」プロジェクトの意味合いが大きく変容したと語った。その言葉通り、とりわけ松竹作品が際立たせた若い力、信念をもって事業に取り組む姿勢こそが大きな困難の前では求められ待望される、というメッセージをそれぞれ切り口を別にしながら、しかし等しく強烈に発信する3作品の鑑賞は、混迷し、いまなお苛烈な現実に直面する日本人にとってのいかばかりかの気力、勇気に直結することは間違いない。

参考
『はやぶさ/HAYABUSA』公式サイト
http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html
『はやぶさ 遥かなる帰還』公式サイト
http://www.hayabusa2012.jp/index.html
『おかえりはやぶさ』公式サイト
http://hayabusa3d.jp/index.html
文科省「はやぶさ」映画webサイト
http://www.mext.go.jp/hayabusa/

■関連情報
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        <title>浅草歴史・文学散策(3)=浅草・弁天山</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月9日】浅草神社(あさくさじんじゃ)は、一般に三社様(さんじゃさま)と呼ばれて親しまれている。5月17日の例大祭は三社祭と呼ばれ、最大に賑わう。
社殿は徳川将軍家光の寄進で、浅草寺(せんそうじ)本堂の東側に完成させたものである。明治時代の神仏分離でから切り離された。明治6年に現在の浅草神社に改称している。

宝蔵門の東方にある、小さな丘が弁天山である。石段を登ると、朱塗りの弁天堂と、向かい合って鐘楼が建つ。徳川将軍綱吉の命で、鐘楼の梵鐘が作られた。それからは時を知らせる「時の鐘」としての役目が、大正末期まで続いてきた。

松尾芭蕉が『花の雲鐘は上野か浅草か』と詠んだことで、名高い。(現存の鐘は改鋳されており、それ以前の鐘らしい)。芭蕉の「観音の甍(いらか)見やりつ花の雲」という句碑もある。

「らっぱ節」で社会を痛烈に批判した、演歌師の添田唖蝉坊(そえだ あぜんぼう)本名・添田平吉の碑も弁天山にある。『つきいだす鐘は上野か浅草か、往き来し絶えて月にふけゆく吾妻橋、誰を待つやら恨むやら、身をば欄干に投げ島田、チョイトネ』(原文通り)が刻まれている。

「扇舞」の供養塚、都々逸塚(どどいつづか)の碑、鳩塚、普閑「かかるとはおもひさだめし……」の歌が刻まれている。それら碑には説明が記されている。じっくり石碑を観れば、江戸から昭和まで浅草の一端をかいま見ることができる。【つづく】

■関連情報
記者HP:&lt;a href=&quot;http://www.hodaka-kenich.com/&quot;&gt;穂高健一ワールド&lt;/a&gt;

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        <title>早咲きの菜の花が満開=神奈川県・二宮</title>
        <link></link>
        <description>【PJニュース 2012年2月9日】1月30日に、JR二宮駅から吾妻山(標高136メートル)の山頂に向かいました。約300段の階段を上っていく道筋には今水仙も満開です。山頂に着くと、目の前に広がったのは、まず広大な敷地に咲く菜の花と、相模湾の光る海と真っ白な富士山でした。数人のグループが花畑の前で写真を撮ったり、油絵、水彩画を楽しんでいたり、おしゃべりをしたり、子供たちは芝生の斜面を駆けずり回っていました。もう春がそこまで来ていることを実感できました。【了】
 
■関連情報
記者HP:&lt;a href=&quot;http://www.takiaya.com/ &quot;&gt;滝アヤの美しき写真紀行&lt;/a&gt;

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        <title>さっぽろ雪まつり開幕=札幌</title>
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        <description>【PJニュース 2012年2月9日】6日午前、札幌の大通西7丁目に設置された大雪像『タージ・マハル』ステージで開会式が行われ、「さっぽろ雪まつり」が開幕した。2月6日(月)から2月12日(日)の7日間の日程で大通会場、つどーむ会場、すすきの会場の計3会場で開催される。

開会式会場となった大雪像『タージ・マハル』はインドの世界文化遺産タージ・マハルの約1/4の縮尺の大きさで雪で作製されている。開会式後、インドから来日したダンサーによるインド舞踊が披露され、国際色豊かな雪まつりを盛り上げた。

各会場での見どころは、大通り会場では大雪像でのステージイベント、国際雪像コンクールの小雪像、市民参加によって作成された小雪像などがある。すすきの会場では透き通った氷の氷像が観られる。つどーむ会場では滑り台などアトラクションが主な楽しみとなっている。

開催中は国際雪像コンクールなど様々な付随イベントが行われて例年200万人余りの観客が訪れる。【了】

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        <title>浅草歴史・文学散策(2)=浅草寺</title>
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        <description>【PJニュース 2012年2月5日】浅草寺の表参道の仲見世は、江戸時代初期の1685(貞享2)年に、同寺が住民に境内の清掃の見返りに商店の開業を許可したものである。参拝客の増加とともに繁栄してきた。現在はみやげもの、お菓子だけでなく、伝統工芸品なども売っている。外国人観声客には人気の商店街である。

仲見世を抜けると、入母屋造の二重門の宝蔵門である。現在の門は昭和39年に再建されたもの。門の左右には、金剛力士(仁王)像を安置する。かつては「仁王門」と呼ばれていた。

門の背面の左右には、巨大なわらじが吊り下げられている。山形県村山市の奉賛会が奉納したものである。わら2t500kgを使用しているという。

浅草寺は628年、漁師が隅田川で観音像を網ですくい上げた。それが祀られているという。吾妻鏡にも浅草の名まえが出てくる。

大型の寺院本堂は戦前まで、国宝(当時)に指定されていた。東京大空襲で焼失している。現在の本堂は1958(昭和33)年に再建されたもの。2010年12月は「平成本堂大営繕」が行われ、現在は目が覚めるような真新しい造りである。

本堂は本尊の聖観音像を安置するため、観音堂とも呼ばれる。秘仏本尊像は公開されることはない。「本当に、漁師が拾った観音像があるの?」、その写真が公開されたこともないし、本堂は戦災にも遭っているし、という下世話な勘繰りも生まれている。

【つづく】

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